この映画にはゲーマーが理想とする世界があった。
【スポンサーリンク】
映画「ソードアートオンライン・オーディナルスケール」を見てきました。
なかなか良かったです。
週替わりで特典が変わるみたいなんで、もう1回くらいは見ようかなと思ってます。
今回は珍しく、公開からだいぶ時間も経ったので
ガッツリとネタバレします。
まだ見ていない方は、ブラウザを閉じて、映画館へ。
ARMMOの面白さ
これまでSAOでは、VRMMO(バーチャル世界)を舞台にしてきましたが
今回はARMMO(現実世界)での話です。
そもそもMMOって何だ。何が面白いんだ。という方は
まずはこちらを。
VR、ARでの一番の違いは戦闘。
ARは自分の体を動かす必要がある、つまり身体能力もある程度は重要になってくる。
映画では剣道の練習をしているシーンがあった。それで強くなるのか?
という突っ込みはあるものの、身体を鍛えればゲームへも反映されるというのは面白いし、健康的だよね。
映画であったようなボス戦、大規模戦闘が発生すれば
同じゲームを遊ぶ人たちが、一か所に集まる。
元々ネットワーク越しに、遊んできたMMOがもっと直接的なコミュニケーションを必要とする場面はMMOというゲームの進化を表している。
実現するためには
まず技術的にはオーディナルスケールの再現となると難しいが
それっぽいものは近い未来に作れるはず。
難しいのはデバイスを普及させること。
映画の序盤には重要なシーンがあって、日常的にオーグマーが使われていることがわかるよう描かれている。
例えば、自販機でクーポンがもらえたり、レストランでサービスを受けたり
メールも3D空間上のキーボードを使用して送信していた。
つまりゲームに関係なく、別の理由で使われていくようなものでなければ
ARMMOの実現自体が難しい。
ただでさえ、ポケモンGOのように騒がれる状態で
ゲームありきのデバイスが登場したところで、街中で見えない敵相手に動き回っている人がいれば大問題になり、消え去るだろう。